アストラルに魅せられて

アラサーOLまおのゆとりな徒然絵日記

Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

映画「晴天の霹靂」レビュー

劇団ひとり著の同名小説が原作で、原作者
である劇団ひとりが監督・演出・出演もこなしている
コメディタッチなハートフル映画「青天の霹靂」。









いやぁ、泣いたw
意外にもっていうとかなり失礼になっちゃうのかな。。
本職芸人な劇団ひとりの初監督作品というわけですが
かなり本格的にイイ感じに描き切れてるんじゃないでしょうか。

大泉洋と劇団ひとりの掛け合いも結構楽しいし
自分が言い聞かされていた内容と現実とが実は全然違っていて
事実を突きつけられた主人公の葛藤や後悔、そして生まれ変わったと
言ってもイイと思うんですけど、主人公の気持ちの変化とその後の期待
とかも想像できるような作りになってて、色んな事がちゃんと描けてて
割と素直に私の中に落とし込まれてしまって、久々に泣きましたw

なんて言うか、泣かしに入ってるなぁとか、だいたい穿った目線で
映画を見てる私なんですけど、そんな見方にならずストンと私の
中に入っていったのは、ある種私の願望も描いてくれてる
そんな感じがしたからだし、見終わった後、やっぱりそう確信しました。


そんな親子愛を描いたこの映画のネタバレを含んだレビューを続けます。







以下ネタバレを含みます。










大泉洋演じる主人公はうだつの上がらないマジシャン。
マジックバーで働きながら、本当にどん底な生活を送る日々。

彼は冒頭、トランプでマジックを披露しながら言います。
自分は特別だと思っていた。カードで言うならキングやエース。
でもそれは幻想で、自分の存在はそんな特別なんかじゃなかった。
カードで言うなら7や8くらいの普通の生活を送ることさえも難しく
今の自分なんてせいぜい2くらいのものだと。。

これ、すっごい分かります。
セケンイッパンで言われる普通の生活って実は物凄く難しい。
普通の基準ってまぁ人それぞれだと私は思ってるんですが
それにしても、ある種のボーダーラインというか、共通価値として
の普通の生活っていうのはあると思います。

会社勤めや公務員なんかになって食べていけるのに
不自由しない、毎日は無理でも少しくらいなら贅沢ができる生活。
そしてそのうちに結婚し、家庭を持ち、親子で暮らす生活。

まぁだいたいこーゆーのがボーダーラインでそれ以下な
生活だと、自分は惨めだと思ってしまう「普通の生活」。

六畳一間で物凄く古くて、水道管が破裂して水浸しに
なってしまうようなアパートにしか住めず、日々の食事代も大変で
レトルトカレーやスーパーで半額になったのを買って食べる毎日。
テレビの向こう側では後輩が売れていて、他愛も無いマジックを
披露してて、それを羨ましいと思う反面、クダラナイと思ってしまう自分。

自分がこんな惨めな生活になっているのは親のせい。
父親はよそで女を作ってしまっていて、自分が産まれてすぐ
母親は出て行ってしまう。そんな父親は定職にも就かず
ラブホテルの清掃員なんていう仕事で生計を立てていて
こんな親から産まれた自分は成功なんてできるはずもなく
特別な存在なんかでもなく、世間から見ると底辺の生活。

何のために産まれて、何のために生きているのかさえ
分からなくなり、ただただ日々をダラダラと過ごす毎日。

そんな生活の中、ホームレスになっていた父親の死を告げられる。

そして死んだ父親が住んでいた段ボールハウスに行くと
自分が産まれた時の写真が大事にとってある。。
意味が分からないままに、突然雷に打たれてタイムスリップ。

場所は自分が産まれる直前の約40年前。
そこで自分の父親や母親に出会い、実は母親は自分を置いて
出て行ってしまったのではなく、出産と共に死んでしまうという事実を知る。

なぜ父親がラブホテルの清掃員なんかを仕事に選んだのか。
なぜ父親はウソを自分に教え続けてきたのか。

様々な事実を突きつけられ、苦悩する主人公。
自分が惨めな生活を送ってきたのはこの両親のせい。
こんなに愛されて、自分の命と引き替えに産んでくれた母親が
いたりなんかしたら、今までの自分の生活では勘定が合わないと
苦悩する主人公を見てたらホントになんか泣けてきて。。

私自身、彼の様に今の自分の生活では勘定があってない。
そしてきっと、将来的に彼の様に私の子どもも思ってしまうかもしれない。

でも主人公はこうなってしまったどうしようも無い事実を
垣間見て、そしてそういう選択しか出来なかった親を赦します。

親だって一人の人間。
確かに子どもからしたら尊敬できる色んな事を
超越してる存在ではあるんですが、親だって
親の前に一人の人間だし、能力は人それぞれ違う。

愛情表現が物凄く下手くそな人だっている。
それは照れくささだったり、言わなくても伝わるだろう
という、自分勝手な都合の良い解釈だったりもするんですけど
概ね、基本的には子を愛さない親はいないと思います。

でも、いろんな事があって、それが伝えきれなかったり
どうしてもそうすることが出来なかったり。。。

苦悩があっても、それを受け入れることが出来た主人公。
きっと私も、子どもに受け入れて欲しいという願望が強いんだと思う。


病室で大泉洋と母親の柴咲コウの会話もすっごい良かった。


色々と言いたいことはつきないけれど
思いっきりハマってしまって、一粒どころの涙では無かったです(^_^;)

まぁ最近、こーゆー系の話にものっすごい弱いという事も
あるんですけど、なかなかにイイ感じの映画でございました。


スポンサーサイト

Comment

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

左サイドMenu

カレンダー

07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

アクセスカウンター


現在の閲覧者数:

最新記事

映画レビュー50音順

2014年に見た映画レビュー

ゼロ・グラビティ
永遠の0
マシンガン・シスター
インシディアス
タイタンの戦い
僕のエリ 200歳の少女
アザーズ
ラビット・ホラー
悪魔の毒々モンスター(ノーカット無修正版)
ルーム205
バレンタイン・デー
ドラマ「グリム」
ラスト・エクソシズム
凶悪
ザ・ウォード 監禁病棟
サプライズ
コレクター
ザ・ウォード 感染病棟
ショーン・オブ・ザ・デッド
死霊館
白ゆき姫殺人事件
陽だまりの彼女
ヘルベンダーズ 地獄のエクソシスト
APP
コンプライアンス 服従の心理
テール しっぽのある美女
エスカレーション
地獄でなぜ悪い
ザ・インシデント
ポンペイ
ノア 約束の舟
わたしのハワイの歩きかた
渇き。
呪怨 -終わりの始まり-
アルカナ
冷たい熱帯魚
V/H/S シンドローム
四十九日のレシピ
サイド・エフェクト
喰女
ウルフ・オブ・ウォールストリート
V/H/S ネクストレベル
さよなら渓谷
インシディアス第2章
ラスト・エクソシズム2 悪魔の寵愛
ゴースト・エージェント R.I.P.D.
MAMA
エビデンス -全滅-
ルームメイト
探偵はBARにいる
JUDGE/ジャッジ
ワールズ・エンド
紙の月
スノーホワイト
モンスター上司
ダウト~あるカトリック学校で~
ゴーン・ガール
コンテイジョン
SPドラマ ストロベリーナイト
そして父になる
誰も得しない2014年ランキング

右サイドメニュー

プロフィール

まお

Author:まお
BPBMd_UCUAAD2vt.jpg
オカルト好きを拗らした人の日記。
ここ最近は社畜系。ネトゲのPSO2やってます。

当ブログはリンクフリーです。
相互リンクは常に募集中です♪

ブログランキングに参加してます。
1日1回ポチっとしてくれるとうれしいです(^_^)


つぶやき ブログランキングへ

にほんブログ村 その他日記ブログ ひとりごとへ
にほんブログ村

bnr.gif
ブログ王ランキングに参加中!

メールフォーム

相互リンクやお問い合わせ等については
こちらのメールフォームからお願いします。

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

リンク先の最新記事

PSO2:ALBION

albion.jpg
ネトゲのPSO2でマスターやってる
チームのサイトです。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。